機械設計技術者のための産業用機械・装置カバーのコストダウンを実現する設計技術ハンドブック(工作機械・半導体製造装置・分析器・医療機器等)
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プレス表面処理一貫加工.com よくある問合せ
Q -よくあるご質問
メッキ加工における外観検査とは?
A -プレス表面処理一貫加工.comからのご回答
メッキ加工における外観検査とは、メッキ被膜の「光沢度」「色調」「つきまわり(ピンホール・バリ・ザラ)」「膨れ」「剥がれ」「キズの有無」等を目視確認し、求められる品質(仕上がりの状態)であるかを判断する検査となりますが、目視確認の性質上、検査員の主観及び検査環境によって判断が左右される可能性があります。尚、外観不良が発生した場合、その症状によって発生原因を推測し品質改善を行いますが、一般的に想定される症状ごとの原因、並びに検査員による判定のバラ付きを抑制する方法を下記へ参考記載させて頂きます。
【外観不良の症状】
①メッキ被膜の光沢ムラ・くもり
原因:製品(メッキ前)の表面粗さ、メッキ膜の不均一、メッキの前処理不足、メッキ液のコンディション不良
②ピット・ピンホール
原因:製品(メッキ前)表面の異物、メッキ液中の不純物、折出時に発生する水素ガスの滞留
③ザラ
原因:製品(メッキ前)に付着した異物、メッキ液中の不純物
④バリ
原因:製品形状の鋭角部へ電流が集中することによる過剰なメッキ折出
⑤剥がれ・膨れ
原因:メッキの前処理不足によるメッキ膜の密着性低下
【検査判定のバラ付き抑制方法】
①検査環境によるバラ付き
方法:特定の検査場所を定めると共に、検査場所の照度を定期的に確認し一定に保つ。
②検査員の判断バラ付き
方法:外観見本(良品・不良品見本)、限度見本(良品と不良品の境界を示す見本)を定めて判定を行う。
定期的に検査員の判定基準を確認する。
プレス表面処理一貫加工.comでは、長年の実績と経験を生かしメッキ工程における外観不良を未然に防止すると共に、検査時の判定バラ付きを最小限に抑制する目的で、定められた検査場の定期的な照度確認と記録、並びに検査員全員を対象とした能力評価を定期的に行っており、安定したメッキ品質をご提供させて頂きます。
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