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プレス表面処理一貫加工.com

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順送プレス金型における送り不良(ミスフィード)検出のポイント

Before

順送プレス金型では、供給される材料送り長さ(送りピッチ)の誤差を補正する目的でパイロットピンを金型内に組込み使用しますが、加工する材料の塗油量、及び粘度の急激な変化等により材料送り長さの誤差が補正しきれない場合、正常な位置でプレス加工を行うことが出来ず製品不良に繋がってしまいます。このような材料送りに起因する不具合を一般的に送り不良(ミスフィード)と呼ばれていますが、この送り不良を検知することなくプレス機が連続で加工した場合、不具合の検出が遅れる。若しくはそのまま次工程へ流出し、重大な品質トラブルに繋がってしまうケースがあります。

コストダウン事例

After

パイロットピンと共に同一送りピッチ上に材料送り不良(ミスフィード)を検知する機能を組み込み、プレス設備を停止させる信号を出力させることで連続加工中における不具合検出が可能となります。この検出機構は上記図の通り送り不良を検知し上下する可動式のピン(ミスフィードピン)及びスイッチで構成されており、材料送り長さが正常の場合は押し上げられないためスイッチは反応せず、送り不良による材料へ接触、若しくは乗り上げた場合にミスフィードピンが上がり、スイッチが作動することでプレス設備へ停止信号が出力されます。

参考:プレス加工ラインにおける不具合検出装置とは?

材料送り不良(ミスフィード)を検出する装置として、上記のようなスイッチ式による機械的な動作で検知する装置の他に、光電式により電気的に検知させる装置等もありますが、金型製作時のコスト及び検出能力を考慮し選定する必要があります。又、金型製作後に追加で組み込むとなった場合、金型の追加設計並びに追加工が必要となり費用面でもコストアップに繋がりますので、金型設計の段階からこのような不具合を防止する方法を考慮し事前に組み込むことで、最終的に加工コストの削減と製品品質の向上を図ることが出来ます。
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