Q -よくあるご質問

無電解ニッケルリン合金めっきとはどのようなものですか？

A -プレス表面処理一貫加工.comからのご回答

無電解めっきとは、外部電流の代わりに還元剤を用いて金属皮膜を析出させる方法で、

化学反応を用いためっき方法となります。電流を用いない為、複雑形状の品物でも均一にめっきを行うことが可能となります。

一般的に用いられる無電解めっき種としては、無電解ニッケルリン合金、無電解ニッケルボロン合金などが御座います。無電解ニッケルリン合金めっきは、皮膜中のリン含有率によって、低リン、中リン、高リンの3タイプに分類され、耐食性、耐酸性、耐アルカリ性、磁気特性、電気特性、硬度、耐摩耗性、はんだ濡れ性などによって使い分けられています。近年では、様々な環境規制に対応する為、無電解めっきに使用されている安定剤の鉛フリー化が進んでおります。プレス表面処理一貫加工.comでは、無電解ニッケルリン合金めっきの鉛フリー中リンタイプ浴を用いておりRoHS規制にも対応しております。