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プレス表面処理一貫加工.com

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プレス表面処理一貫加工.com よくある問合せ

Q -よくあるご質問

酸処理工程の役割は?

A -プレス表面処理一貫加工.comからのご回答

めっきにおいて酸処理工程の役割は脱脂工程によって油性の汚れを除去した後、金属表面の酸化被膜を除去する役割があります。また酸処理工程は酸浸漬と、熱処理によって生じた厚い酸化被膜(スケール)や赤錆を除去する為の酸洗いに分けて考えられます。

 

酸浸漬(活性化)

酸浸漬は通常硫酸または塩酸に浸漬して行いますが、素材表面のケイ素を溶解させる為に少量のフッ酸を混ぜる場合もあります。

『酸浸漬の役割』

①前処理からの残留アルカリを中和する。

②素材表面の薄い酸化被膜を溶解する。

③酸化被膜の溶解後、金属表面を軽くエッチングする。

素材が銅の場合は硫酸や塩酸でエッチングする事はできないので、硝酸や過硫酸塩、又は硫酸+過酸化水素のような酸化性の酸を用います。

 

酸洗い

鉄素材上のスケール(黒皮と呼ばれ熱処理で出来た厚い酸化膜)はめっきラインの中で除去するのは困難であり、これらはライン外で特別に処理するか若しくは自動ライン内に酸化膜除去を意図とした前処理工程を挿入する必要があります。

使用する酸は酸浸漬の場合より濃度の高い酸を使用し、場合によっては加熱や電解も併用する。また素材表面を過剰にエッチングする恐れがある場合はインヒビター(腐食抑制剤)を使用する場合もある。
この様に酸処理に至っても素材の状態により適切な処理を選定しないと、生地荒れやめっき不良の原因となってしまいます。プレス表面処理一貫加工.comでは素材毎に工程を選定し安定した品質を提供しております。

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