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プレス表面処理一貫加工.com

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プレス表面処理一貫加工.com よくある問合せ

Q -よくあるご質問

光沢剤の特性は?

A -プレス表面処理一貫加工.comからのご回答

めっきで光沢があると言う事は、めっき加工した表面が鏡のように凹凸がない状態を言います。

光沢が無いと言う事は、表面がざらざらした状態を言います。一般的には、何も添加せずめっきを行えばザラザラめっきに仕上がるのは電気メッキの特性です。めっきとは結晶の成長ですが、凸となった結晶部分の電界が周辺より強くなり、更にめっきが成長すると言うサイクルです。

光沢を出すには、この結晶の凸部分の成長を抑えることをすればよいのです。したがって、次のようなメカニズムになります。

①   表面の凹凸の凸部分に光沢剤が吸着する。

②   凸部分の電位を変化させ、凸部分にめっきが付きにくくなる。

③   凹部分にイオンが多く流れ込む

④   凹部分のめっきが成長する。

⑤   めっきが平滑化され、表面のザラザラがなくなる。

光沢剤の種類としては、それぞれのめっきに合う様々な種類が存在しますが、有機化合物が使用されます。

 

光沢ニッケルめっきの光沢剤

光沢剤は、一次光沢剤と二次光沢剤に分類されるが、本来の光沢、レベリング作用は二次光沢剤にある。二次光沢剤は金属表面に吸着しやすい有機化合物で、これだけ単独に添加しても無光沢、高応力でもろいめっきなど悪い副作用をもたらす。これに適量の一次光沢剤を加える事で二次光沢剤の悪影響が緩和されてレベリングのある光沢めっきができる。また一次光沢剤だけを単独に加えても半光沢になるだけでレベリングもない。

一次光沢剤はニッケルめっきの引っ張り応力を減らす効果があるので、応力抑制剤ともよばれる。正常な光沢ニッケルめっきは、一次光沢剤と二次光沢剤の正しいバランスのもとで得られる。

・一次光沢剤は汲み出し、活性炭吸着または分解によって消耗する。

・二次光沢剤は使用する電気量に比例して消耗するので、使用電気量を基準にしてできるだけ平均的に補給する。

 

亜鉛めっきの光沢剤

光沢剤は通電量と比例させながら補給する方が良い。また、一度に補給せずに少量ずつ細目に添加する事で均一な光沢が得られ経済的である。光沢剤が添加されていないとデンドライト状の析出となる為、常に適量の補給が必要でありハルセル試験などで確認する。

光沢剤が過剰になるとふくれが発生し易く、少ないとやけ易く、光沢も出にくくなる。

 

この様に光沢剤も適正に補給を行わないとめっき不良の原因となります。

 

プレス表面処理一貫加工.comでは製品に求められている光沢、品質を第一に考え亜鉛めっきからニッケルめっき、錫めっき等行っておりますのでお気軽にお問合せ下さい。

 

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