Q -よくあるご質問

めっきされた皮膜の厚さ測定はどのように行われていますか？

A -プレス表面処理一貫加工.comからのご回答

『プレス表面処理一貫加工.com』では、測定試料にＸ線を照射し、めっき皮膜や素地から放射される蛍光Ｘ線量を測定し、めっき皮膜の厚さ（膜厚）を求める『蛍光Ｘ線膜厚測定機』を使用しております。

あらかじめ厚み及び組成の定められた、『標準試料』を用い、蛍光Ｘ線量と膜厚の関係を検量線として記憶させておく事で、測定試料より放射される蛍光Ｘ線量を、記憶されている検量線を基にして、膜厚の測定を行うことが出来ます。又、測定部位に、検出器等の器具を接触させる事なく測定が出来る事から、めっき皮膜を損なう事もありません。（非破壊試験方法）

この事より、多くの製品膜厚を短時間で確認する事が出来る事から、迅速なめっき条件の設定が行え、膜厚の安定した製品の生産を可能としています。

その他、めっき皮膜に関して、お困りの点が御座いましたら『プレス表面処理一貫加工.com』までお気軽に御相談下さい。