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プレス表面処理一貫加工.com

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Produced by 鳥取旭工業(株)

プレス加工から、表面処理までを一貫加工することで納期短縮とコストダウンを実現!

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機械設計技術者のための産業用機械・装置カバーのコストダウンを実現する設計技術ハンドブック(工作機械・半導体製造装置・分析器・医療機器等)

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使用用途に応じた金メッキ皮膜の選定ポイント

Before

 

金メッキは、24金メッキとも呼ばれることが多くあることから純金皮膜であると思われがちです。しかしながら、純金のメッキ皮膜は硬度が低く摩耗し易いため使用用途は限られており、ワイヤーボンディングなど一部の品物のみに用いられているのが実情です。ワイヤーボンディングとは、荷重及び超音波を利用して電極同士をワイヤーで接合する技術であり、金メッキ皮膜に熱及び超音波荷重をかけながら接合するため接合表面の金メッキ皮膜が軟らかい方が良いとされています。

コストダウン事例

After

 

コネクタ、端子など接点信頼性、摺動による耐摩耗性が必要な品物に純金メッキ皮膜を用いると皮膜硬度が低いため短期間で摩耗してしまい接触不良が起こってしまいます。そのため、当社ではコバルトやニッケルを微量含有した硬質金メッキ皮膜を用いることを推奨しております。

硬質金メッキ皮膜とは、金メッキ液中にコバルトやニッケルを微量添加し、金メッキ皮膜の結晶粒径を微細化して硬度を高めた皮膜のことです。金メッキ皮膜中にコバルトやニッケルが含有されるため純金メッキ皮膜ではありませんが、皮膜中のコバルトやニッケルの含有率は、0.1~1.0%程度でほぼ純金に近い状態であり、金としての物性は保たれています。

金メッキ皮膜は、熱伝導、電気伝導に優れ、酸化皮膜を形成せず化学的腐食に強く安定であることから電気接点、端子、コネクタ、スイッチ、リードフレーム、電気回路部品など広く利用されています。金メッキ皮膜は、純金であると思われがちですが、一般的な金メッキ皮膜は、微量のコバルトやニッケルを含有させた硬質金メッキ皮膜が多く用いられています。用途に応じた金メッキ皮膜の仕様を選定することにより不良を低減し、製品の付加価値を向上させることが可能となります。金メッキ皮膜仕様選定のことならプレス表面処理一貫加工.comにお任せください。
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