メールでのお問合せ

プレス表面処理一貫加工.com

プレス表面処理一貫加工.com

Produced by 鳥取旭工業(株)

プレス加工から、表面処理までを一貫加工することで納期短縮とコストダウンを実現!

製品のリードタイムを短縮し、製品の市場競争力を向上させるプレス加工と表面処理の一貫加工の技術知識を提供する専門サイト

機械設計技術者のための産業用機械・装置カバーのコストダウンを実現する設計技術ハンドブック(工作機械・半導体製造装置・分析器・医療機器等)

先着100名様限定 無料プレゼント中!
本サイトからの請求はこちら
イプロスからの請求はこちら

プレス表面処理一貫加工.com よくある問合せ

Q -よくあるご質問

アルマイト処理とアルミへのめっき処理は違うの?

A -プレス表面処理一貫加工.comからのご回答

アルミ(アルミニウム)は空気中の酸素と結合して、その表面に薄い酸化アルミニウム皮膜を自己生成し保護する為、比較的サビにくい金属ですが、耐食性や硬度を上げるためにアルミ素材へ【アルマイト処理】や【めっき処理】と呼ばれる表面処理を行うことがあります。

【アルマイト処理】とは
アルミの陽極酸化処理のことを言い、アルミ素材を陽極(+)として電解処理を行い、素材表面へ人工的に厚い酸化アルミニウム皮膜を生成させる技術。

【めっき処理】とは
アルミ素材を陰極(-)として電解処理し、素材表面を別の金属で薄く被覆する技術。

どちらもアルミ素材表面を改良するものですが、アルマイト処理はアルミ自体を化学的に変化させて表面に皮膜を作る方法で、めっき処理はアルミ素材表面に別の金属皮膜で覆う処理方法となります。
また、皮膜の付き方にも特徴があり、図のようにめっきは素材の上に皮膜が付くのに対して、アルマイト皮膜は素材の上だけでなく素材の中へも浸食するように生成します。そのため、アルマイトの再処理を行うとアルミ素材が肉瘦せすることになり寸法変化が大きくなります。

表面処理によって得られる皮膜の特徴として、
めっきでは種類が豊富であることから様々ですが、例えば銅めっきやスズめっきを施すことでアルミの軽量を生かしたうえで通電性やはんだ付け性を付与することが可能です。但し、アルミは難素材の部類となり、しっかりとした処理を行わないと密着性が著しく低下してしまいます。
一方、アルマイト皮膜には耐食性・硬度・耐摩耗性・電気絶縁性・耐熱性が高いなどの特徴があります。硬い事で耐摩耗性に優れていますが柔軟性に乏しく、曲げ・穴あけ加工などを行うと皮膜が割れたり剝がれる可能性があります。また、アルマイト皮膜は絶縁性がありますが、アルミ自体の高い電導性という特性が失われたり、耐熱性に優れる代わりにアルミ素材の膨張に追従できず皮膜にクラックが発生する可能性があります。
このように各々の特徴を理解し用途に沿って処理選択することが望ましいです。

※関連内容
めっきの陽極金属材料とは?
アルミニウムの陽極酸化処理とはどういうものですか?
チタンの陽極酸化処理とはどういうものですか?

お任せください

プレス加工・表面処理加工の設計・製作なら
プレス表面処理一貫加工.comにお任せください!
私たちが皆さまの悩み事を解決いたします。

▲TOPへ